受講の手引き 無理なく行政書士に合格するためには、どうすればよいのか?
短期合格する受験生には、共通する学習法があります。司法試験、司法書士、行政書士をトリプル合格し、長年、大手資格スクールで人気講師だった藤井慎哉が、「超・効率的学習法(藤井メソッド)」を解説しています。

藤井慎哉メソッドとは?

 

藤井予備校では、全ての受講生に、ムダを省いた法律の正しい学習法(藤井メソッド)を身に付けて頂きます。講義を受講していると、自然に「合格」への手応えを感じることができます。

藤井メソッドは、ムダを省いた法律の正しい学習法。合否を分ける実力差は、学習法によって決まります。短期合格者や難関資格合格者は、「本番でどのように問われるか?」を常に意識して学習しています。これが一番、効率的でムダを省いた勉強方法だということを知っているのです。藤井メソッドとは、こうした合否を分ける「正しい学習法」を体系化したものです。藤井行政書士予備校のカリキュラムは、受講しているだけで、自然と「藤井メソッド」が実践されるよう設計されています。

以下の<藤井メソッド体系図><7つの指針>は、藤井予備校生であれば、講義の受講を通して自然と身に付けるものです。この学習法をスムーズにおこなえるかどうか?が、短期合格するためのポイントです。

常に、出題者の側に立って学習する。やみくもに「テキストの暗記」をしてはいけない。

「何故、この論点を理解する必要があるのか?」「何故、この語句を記憶しないといけないのか?」短期合格者や難関資格合格者は、これを強く意識して学習しています。つまり、常に出題者の側に立って、「試験でどのように問われるのか?」を意識して学習しているのです。藤井行政書士予備校で学習される受験生には、この学習スタイルを完璧に身に付けて頂きます。

講義後の復習は、すぐに過去問を使う。過去問でどのように問われているかを知る。

講義の後に、テキストの読み込み、記憶・・・一見、正しそうに見えますが、短期合格者、難関資格合格者の復習方法は違います。講義で扱った範囲の「過去問」を見て、その解答に当たる記載を「テキストの中から探し出す」ような学習でないといけません。講義後の復習で「すぐに過去問を見る」ことは鉄則中の鉄則であり、学習効率を最大限に高めるのです。

復習は、短時間で集中して取り組む。短時間でやる ! と決めれば、集中力は増します。

受験勉強は長くダラダラやるのが一番よくありません。取り組むメニューの選定、取り組む姿勢(集中力)の両輪が必要不可欠なのです。「鍛えたい筋肉に絞って、負荷の大きいトレーニングを集中して行う」ことで初めて、効果的な筋力トレーニングになるのと同じです。「取り組むべきメニューを適切に絞り、密度の濃い学習を集中して行う」ことで、本当の実力を身に付けることができるのです。

曖昧な知識を減らし、「確かな知識」に。試験会場で役立つのは「確かな知識」だけです。

試験会場で解答が遅くて時間切れになるのは、「確かな知識」が不足していることが原因です。100の「曖昧な知識」よりも、10の「確かな知識」を身に付けることが重要なのです。しかも、その10の「確かな知識」は、「問題を解くのに必要な知識」である必要があります。出題者の側に立った学習をすることで、「問題を解くのに必要な知識」を明確にし、それを「確かな知識」として記憶する。これが短期合格するポイントなのです。

過去問は、最低でも3回取り組む。しかも、単純に3回繰り返すだけではいけません。

過去問は最低3回、それぞれに明確な意図を持って取り組む必要があります。1回目は、講義で扱った範囲の過去問を見て、その解答に当たる記載をテキストの中から探し出す復習の段階。2回目からは、本当の力試しです。分かって解いたか(単に「当たった」だけなのか)を分別する段階。3回目は、最終確認段階。もう一度、自力で解きます。分かっていて解けなかった問題は、書き出して、試験直前に見返せる資料とします。

ノートは作成せず、テキストに一元化。ルールを決め、テキスト自体にメモや挟み込みをする。

<テキスト一元化>の書き込みルール例
・過去問についての色分け(復習の際に黄色の蛍光ペンを引く)。
・講義で追加された情報をまとめて、該当箇所に挟み込む等。
・接続詞にマーキングして、文章構造を意識した学習。
「よって」「したがって」「なぜなら」等の「順接」と言われる接続詞には、「<>カッコ」。「しかし」「ところが」「ただし」等の「逆接」と言われる接続詞は、「○」で囲む。

スキマ時間を無駄にしない。何度も繰り返す反復学習が合格への道を確かなものとします。

合格までの学習期間は数か月にわたります。この期間の日常生活にあるスキマ時間を活用できれば、合格に向けた大きな力となります。5分、10分といったスキマ時間も、毎日積み重ねればかなりの時間数になるはずです。一回一回は短い、この時間に講義を聴き直し、過去問を解いて、テキストを持ち歩いて何度も見返す。毎日続けることで記憶が定着し、問題を見たときに「あの時の論点だな」とすぐに解答が思い浮かぶようになるはずです。まさに、雨垂れ石をも穿つ。です。

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